当院について

院長挨拶

とみた整形外科 院長 冨田 文久

2020年4月1日に地下鉄東西線円山公園駅5番出口に隣接したハートランド円山ビルの3階で「とみた整形外科」を開院した院長の冨田文久です。当院のホームページをご覧になっていただき誠にありがとうございます。

私は福島県北部中通りにある伊達町(現在は伊達市)という桃の生産が盛んな小さな町で育ち、訪れたことのない北海道に憧れ、北海道大学医学部に入学いたしました。気が付けば月日は流れ北海道民となり、私の生活圏である円山の地にクリニックを開院することができ、地域に根差した住民に選ばれる「かかりつけ整形外科」の実現に一歩近づいたと思います。

私が整形外科医になろうと思ったのは赤ちゃんからお年寄りまで男女を問わず、多くの患者さんを診察でき、病気が治って元気になる姿が想像できたからです。そして北海道大学整形外科学教室に入局し道内の公立病院で整形外科全般の患者の診療に携わりました。北海道大学では膝靭帯の研究と膝疾患を専門とした手術治療を学び、大学を離れてからは公立病院や民間病院にて多くの患者様の痛みと向き合ってきました。しかし自分の理想とする患者様との十分な診察と対話ができず、新型コロナウィルス感染拡大の中でしたが、とみた整形外科を開院するに至りました。早いもので開院から3年目に突入し、徐々に患者様が増え、理学療法士が増え、十分な医療を提供できる体制が整ってきました。

私が診療の中で最も重要と考えているのは、受診された患者様を大切にすること、そして互いの信頼関係を築くことです。当院を選んでいただいたからには治療に全力を尽くします。患者様の笑顔や「良くなった」「痛くない」の一言が私のエネルギー源です。他とは違う、満足度の高い治療の提供を目指す「とみた整形外科」をこれからもよろしくお願い致します。

令和4年7月

とみた整形外科

院長 冨田 文久

略歴

平成3年3月
 北海道大学医学部卒業
平成3年5月
 北海道大学医学部付属病院整形外科
平成4年4月
 市立釧路総合病院整形外科
平成5年4月
 市立旭川病院整形外科
平成6年4月
 美唄労災病院整形外科
平成7年4月
 倶知安厚生病院整形外科
平成8年4月
 国立養療所札幌南病院整形外科
平成9年4月
 国立登別病院整形外科
平成10年4月
 札幌逓信病院整形外科
平成12年4月
 美唄労災病院整形外科
平成13年4月
 市立釧路総合病院整形外科医長
平成18年4月
 岩見沢市立総合病院整形外科部長
平成23年4月
 我汝会さっぽろ病院
平成29年4月
 リラ整形外科クリニック副院長
令和2年4月
 とみた整形外科開院

専門医

平成14年12月
 医学博士
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本体育協会認定スポーツドクター

当院の診療理念

とみた整形外科 理念図

患者様と医師、スタッフがそれぞれ信用と信頼の関係を築き、
ともに目標に向かって進んでいくことを基本理念としています

当院の特徴

とみた整形外科 患者様の訴えを大切にする診療

患者様の訴えを大切にする診療

症状について一番わかるのは患者様本人です。
本人の訴える痛みの部位付近が実際の痛みの原因の部位と考えています。そのため患者様から直接お話を聞くことを大切にした診療を行っています。

まずお話を聞き、直接痛みの部位を触って場所を確認、その後で画像診断に移り、痛みの原因を探ります。
大事なことは痛みの原因をはっきりさせ、患者様が病気に関して理解し、自覚していただくことです。
画像診断の中で特にMRI検査は情報量も多く、診断に必要不可欠な検査であり他施設での撮影をお願いしますので、ご理解いただきたいと思います。

とみた整形外科 ひざの病気に対する豊富な経験

ひざの病気に対する豊富な経験

原因が判れば治療法を考えていきます。
私はこれまで多くの患者様のひざのケガや加齢変化に対して手術治療または保存治療を行ってきました。どちらの治療方法にも利点と欠点があります。
特に手術治療は整形外科にとって必要不可欠な治療法であり、効果も大きく、有用です。
しかし患者様の中にはできるだけ手術を避けたいという考えがあるのも事実です。それを理解したうえで治療方針として、まずは保存治療を行い痛みの軽減を目指します。これまでの治療経験から患者様に的確なアドバイスまたは治療ができると考えています。

とみた整形外科 治療方法のご提案

治療方法のご提案

保存治療の中心は消炎鎮痛薬を中心とした内服治療、注射、リハビリテーションです。当院ではまずは病状に応じた量の内服薬で痛みの軽減を図ります。副作用の発生をできるだけ少なくしたいため、投与量を通常より少なく処方する薬もあります。

再診時に薬の効果をお聞きして投与量を調整します。投薬で痛みの軽減がなければ関節内注射や腱鞘内注射、さらにブロック注射などの注射による痛みの部位への直接の治療を考えます。痛みの原因の部位と注射の部位が一致した場合は、効果は内服薬より早く実感できます。
しかし注射が苦手な患者様もおりますので注射を行う場合は必ず相談して無理に行うことは致しません。

もう一つ治療の重要な柱がリハビリテーションです。
リハビリ担当の療法士が患者様の当日の痛みの部位や程度を伺い、それぞれにあった療法を行っていきますので、遠慮なくお話をしてください。丁寧にお答えいたします。